Windows 7のタッチパネルとハードウェア
これまで、新しいOSが発売されると、その動作条件として従来よりも高いスペックのハードウェアが必要とされるため、PCメーカー各社がこぞって新商品のハードウェアを開発・発売してきました。今回のWindows 7も同様に、新OSを搭載した新商品が各メーカーから発売されましたが、何よりも画期的なのは、Windows 7の最注目機能であるタッチパネルに対応した点でしょう。
Windows 7は、"簡単・シンプル"をキーワードに、AeroシェイクやAeroプレビューなど、操作に直感的な感覚を多数取り入れています。その最たるものが、対応機種に限定されるもののWindows初となるタッチパネルの採用です。
私たちの日常生活では、銀行のATMや駅の券売機など、タッチパネルがすっかり身近な存在となっていますが、パソコンの操作に関してはマウスとキーボードというのが定番で、中高年の世代など機械に苦手意識を持つ人は、その段階ですでに敬遠してしまう傾向がありました。そんな先入観を払拭するタッチパネル操作は、PCを日常生活の中でより身近に使いこなす、新しい感覚が感じられます。
しかし、このタッチパネルは、当然のことながら指でのタッチを認識する機能を搭載したディスプレイでしか実現できません。Windows 7の発売と同時期に新発売された各メーカーの新商品PCは、概ねこのタッチパネル機能を採用しているほか、ディスプレイのみ対応機種に買い替えればよいというアップグレードユーザ向けに、ディスプレイメーカー各社が新商品をリリースしています。
実際のところ、このタッチパネルには認識の精度不足や不具合など、まだ課題が多いのが現状のようですが、近未来的なPC生活にとって画期的なこの機能は、今後常に注目を集めていくことでしょう。